東京地検は15日、東京都渋谷区の自宅で長女(18)をつかんで倒したとして、暴行容疑で書類送検されたプロ野球巨人の阿部慎之助前監督(47)を起訴猶予とした。「犯行後の状況など、関係証拠の内容を踏まえた」としている。
阿部前監督は同日、代理人を通じ「私自身の未熟さによるもので、全ての非は私にある。日々、失ったものの大きさを感じ、猛省している」とのコメントを出した。
球団などによると、姉妹がけんかを始めたため、止めようとした際に長女に言い返されたことに腹を立て、投げ飛ばした。当時、飲酒していた。長女から連絡を受けた児童相談所が警視庁に110番通報したという。警視庁が5月25日に現行犯逮捕。26日未明に釈放され、同日辞任した。
書類送検容疑は5月25日、自宅で長女の胸ぐらをつかんで倒すなどした疑い。捜査関係者によると、警視庁は6月9日に書類送検した際、起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けていた。
阿部前監督は2001年から巨人一筋で19年プレーし、強打の捕手として知られた。24年から1軍で監督を務めた。
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