オランダ戦に臨む日本の選手たち(右側)=ダラス(共同)

 【ダラス共同】試合終了のホイッスルが鳴り響くと、日本代表の同点弾を記録した鎌田大地(29)は両手で何度もガッツポーズをし、ピッチに両膝をついて激闘の余韻に浸った。サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、日本は強豪オランダ相手に食らい付き、殊勲のドロー。2度追い付く熱戦に、スタンドのサポーターは絶叫し「次につながる」と喜びを爆発させた。

 会場となった米テキサス州のダラス競技場は、約7万人の観客で埋まった。サムライブルーのユニホームをまとった日本サポーターと、オランダのサポーターが入り交じり、声を張り上げ続けた。

 日本は後半開始早々に先制点を許すも、スタンドはすぐに「ニッポン」コールで後押しした。中村敬斗(25)の右足のシュートがネットを揺らすと、立って雄たけびを上げ、あちらこちらでハイタッチを交わし合った。

 1―2でリードされた終盤に再び同点弾が決まり、興奮は最高潮に。試合が終わると、ベンチの選手たちがピッチ内に駆け寄り、ハイタッチしてたたえ合った。