トランプ米大統領=11日、ワシントンのホワイトハウス(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は11日、予告していたイランへの攻撃を中止したと交流サイト(SNS)で表明した。戦闘終結に向けた協議の内容を「イラン指導部の最高レベルが承認した」と主張。一方、イラン革命防衛隊に近いファルス通信は、情報筋の話として「いかなる文言も承認されていない」と伝えており、実態は不透明だ。

 トランプ氏は、イランとの協議について、最終的な論点をイスラエルや中東諸国も承認したと説明。署名の日時と場所を近く発表するとした。イスラエルの民放によると、イスラエル政府関係者は、トランプ氏が発表した協議内容を把握していないとしている。

 トランプ氏は、ほかに協議内容を承認した関係国としてサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、トルコ、パキスタンなどを挙げた。最終的決定まで米軍によるイラン港湾封鎖を「全面的に維持する」とも強調した。

 米軍は9、10両日にイランを攻撃。トランプ氏は11日、FOXニュースに対し、イランを11日夜に再び爆撃する考えで「より大きく強力になる」と予告していた。