警察庁科学警察研究所(科警研)と横浜市立大は11日、微量のサンプルからVXやノビチョクなどの神経剤を迅速に検知する方法を開発したと発表した。テロ発生時に汚染箇所を速やかに特定し、除染できるようになるという。研究結果は米科学誌に掲載された。
科警研によると、VXやノビチョクはサリンに比べて揮発性が低く、手や靴底などに付着すると広範囲に拡散する可能性がある。英国でノビチョクが使われた事件では除染に約1年かかり、迅速に汚染箇所を検知する方法が求められていた。
新方法は、血液中の微量成分などの分析に使われる装置を改造して使用。ステンレスの表面などから綿棒のような物で拭き取って測定した結果、VXは100ナノグラム(ナノは10億分の1)、ノビチョクは10ナノグラムでも検出できるようになった。神経剤が肌に付着した場合の致死量は推定10ミリグラム前後。
研究は3月末まで科警研に派遣されていた神奈川県警の広瀬隆平巡査部長と、横浜市立大の関本奏子研究教授らのグループが行った。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする




