ボクシングのライト級で日本人初の世界王者となり、タレントとしても活躍した栃木県鹿沼市出身のガッツ石松さん=本名・鈴木有二=が肺炎のため2日に死去しました。76歳でした。引退後は「オッケー牧場」などユニークな発言で知られるタレントとして長年活躍しました。ガッツさんにインタビューした下野新聞の記事を再配信し、広く愛されたガッツさんの人柄や功績を振り返ります。(記事の見出しや表現は掲載時のまま)

 

■エピソード本が人気 「年とったら猫になりたい」(2004年10月10日掲載)

 

 芸能生活30周年を迎えた、元プロボクシング世界チャンピオンのガッツ石松(粟野町出身)。節目の年に出版されたエピソード集「最驚!ガッツ伝説」(光文社)が驚異的に売れている。「人生観が380度変わった」とか、30年間の笑える語録が満載で、無邪気な「天使」の軌跡をたどれる。本紙インタビューで反響を聞くと同時に、逸話の陰に隠れがちな素顔に迫った。

 《「最驚!ガッツ伝説」は04年7月10日発行以来、35万部の売れ行き。娘のタレント、鈴木佑季が監修した》

 「当初は1万部でも売れ残ると思っていた。(お笑いタレントの)はなわがテレビでネタにしているので、恥の上塗りはやりたくなかった。ゲラも見なかったね。内容の7、8割は本当じゃないですか。ある葬式の席に