三重県職員採用の「国籍要件」復活を巡り、県が実施した県民1万人アンケートは外国籍住民を排除して実施され違法だとして、同県伊賀市の男性(76)が11日、一見勝之知事を相手取り、業者への委託費用約743万円を県に返還するよう求める訴えを津地裁に起こした。
アンケートは今年1~2月、実施。国籍要件復活の是非を問う設問もあった。男性は住民監査請求したが、外国人を意図的に除外したとは認められないなどとして、棄却された。訴状では憲法や差別解消に関する県の条例に違反していると改めて主張した。
男性は「外国籍の住民は県民の個人情報を漏らす存在であるという偏見によって、不安をあおっている」と一見氏を批判した。
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