日銀は10日、植田和男総裁(74)が肝嚢胞感染症の治療のため入院し、15、16日に開く金融政策決定会合を欠席する見込みだと発表した。日銀によると、植田総裁は書面で意見を提出するが、議決権は行使しない。利上げを決定する方針は維持するとみられる。9日から検査入院していた。2週間程度入院するという。
決定会合の議長は氷見野良三副総裁が代理し、16日の決定会合後の記者会見は内田真一副総裁が行う。内田副総裁は白血病の治療のため昨年11月から入院し、今年5月下旬に退院したばかり。
植田総裁は入院中、リモートワークで公務を続ける。7月30、31日の決定会合には出席する見込み。
日銀によると、2010年5月の臨時の決定会合で当時の白川方明総裁が欠席した例はあるが、通常の会合で総裁が欠席するのは初めて。
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