県は9日、若手技能者が技術を競う「技能五輪全国大会」の出場者ら向けの講習会を、宇都宮市の県央産業技術専門校で初めて開いた。今回は理容職種が対象で、大会出場者や大会を目指す理容師3人が、国内トップクラスの技能士からカットの技術などを学んだ。
技能五輪全国大会は、原則23歳以下の若手技能者が約40職種で技術を競う。本年度は12月に愛知県などで開かれる予定。
講習会は、県が本年度始めた「とちぎ技能五輪ネクスト世代育成事業」の一環。技能五輪に出場する選手の競技力強化のため、職種ごとに高度な技術を持つ専門家を講師に招く。本年度は5職種程度で予定する。
理容職種では世界理美容選手権で優勝し、技能五輪全国大会での審査員経験もある理容師村上重雄(むらかみしげお)氏が講師を務めた。理美容業の総美(宇都宮市)の理容室に勤務する3人が、大会での課題ごとに技術のポイントを学んだ。
全国大会に出場予定の高橋乃彩(たかはしのあ)さん(23)は「カットや(カラーの)配色技術を改めて学びたい」と強調。星礼美(ほしれみ)さん(21)は「大会後も仕事で技術を生かせるよう勉強したい」と話した。
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