【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は9日、米国とイランがイラン核問題を巡り、長期間のウラン濃縮停止や核施設の解体など4項目を中心に交渉していると報じた。米政権内の一部で、両国が早ければ6月中旬にもスイスで詳細協議に着手するとの見方もあるとした。
4項目はほかにイランが保有する濃縮ウランの希釈と、核施設の抜き打ち査察。
ウラン濃縮活動停止は期間が焦点になっている。米側はこれまで20年を要求し、イランは10年を提案してきた。米政府当局者は15年で折り合えるとみているが、トランプ大統領が15年で納得するかどうかは分からないとしている。
米側はイラン中部イスファハン、ナタンズ、フォルドゥにある核施設の解体を要求。イランは3カ所のうち一つを残すよう求めている。
濃縮ウランの希釈は、米国と国際原子力機関(IAEA)が協力して実施する案が話し合われている。イランは、米国の役割はオブザーバーにとどまると主張している。
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