福岡地検は8日、長崎県沖の排他的経済水域(EEZ)で停船命令に従わず逃げたとして、漁業主権法違反の疑いで逮捕された中国漁船の男性船長(47)=中国籍=を、不起訴処分にしたと明らかにした。処分は5月29日付。水産庁九州漁業調整事務所によると、中国側が逮捕翌日、担保金の支払いを保証する書面を提出したため、男性は釈放され、帰国していた。
地検は不起訴の理由について「事案の性質や諸般の事情、関係証拠を慎重に検討した結果」と説明した。
男性が船長を務めた中国船は2月12日、長崎県五島市の女島灯台から南西約170キロの沖合で、漁業監督官による立ち入り検査のための停船命令に従わずに逃走したとして、拿捕された。
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