事件から25年、花束を手に登校する大阪教育大付属池田小の児童=8日午前、大阪府池田市

 大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で2001年に起きた校内児童殺傷事件は8日で発生から25年となり、犠牲になった児童8人を追悼し、教訓を継承する「祈りと誓いの集い」が同小で開かれた。

 発生時刻の午前10時10分過ぎ、8人の氏名が刻まれた「祈りと誓いの塔」の鐘を鳴らし、参列した児童や遺族らが黙とう。

 事件は01年6月8日に発生。当時37歳の宅間守元死刑囚が校舎に侵入し、児童らを包丁で次々と襲った。8人が殺害され、児童と教員の計15人が重軽傷を負った。元死刑囚は03年に殺人罪などで死刑判決を受け、04年に執行された。

 各地の学校で安全対策を見直す契機となり、危機管理マニュアルの策定や不審者対応訓練の本格化につながった。