日光二荒山神社で6日、「日光だいこくまつり」が始まり、東北二大神楽の一つとされる「南部神楽」が奉納された。

奉納された南部神楽
奉納された南部神楽

 南部神楽は、せりふがある日本で唯一の神楽で、お面を付けて上演する。岩手、宮城両県にある保存会5団体が「南部神楽伝承推進協議会」を組織して継承している。

 この日は、岩手県一関市の無形民俗文化財「達古袋(たっこたい)神楽」を継承する24人が来県。「天の岩戸開き」や「弁慶安宅の関」など9演目を約5時間にわたって披露した。

奉納された南部神楽
奉納された南部神楽

 観客席では地元の瀬高哲雄(せたかてつお)日光市長らが熱心に鑑賞し、拍手を送った。演目が終わるたびに、がらまきや演者との記念撮影も行われ、外国人観光客らも楽しんだ。

 今年で設立15年目を迎えた同協議会の三浦一(みうらはじめ)会長(72)は「神楽の大会なども少なくなった中、最高の場所を提供してもらい披露できてありがたい。次世代にも南部神楽の魅力を知ってもらいたい」と話した。

奉納された南部神楽
奉納された南部神楽

 舞台では着物文化推進を目的とした「着物フラ」も併せて奉納された。だいこくまつりは7日まで。