【北京共同】中国共産党の幹部養成機関である中央党校の校長に、習近平国家主席(党総書記)の最側近で党序列5位の蔡奇・政治局常務委員が就任したことが6日までに明らかになった。国営通信新華社が5日、学校行事の記事で蔡氏が校長だと報じた。

 習指導部は2027年後半に開かれる第21回共産党大会に向け、人事を本格化させている。習氏の4期目続投が現実味を帯びる中、党幹部を育成する重要機関のトップに最側近が就任したことには、習氏の統制力や思想教育を強化する狙いがあるとみられる。

 蔡氏は70歳。党大会時に68歳以上なら引退という慣例は形骸化しており、習氏が続投すれば蔡氏も指導部にとどまる可能性がある。