【ワシントン共同】イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師の軍事顧問、モフセン・レザイ氏は5日、首都テヘランで米CNNテレビの取材に応じ、米国との戦闘終結に向けた交渉で合意するには凍結資産計240億ドル(約3兆8千億円)の解除が必要だとの考えを示した。この措置が信頼構築につながると主張。「ボールは米側にある」と述べ、譲歩を迫った。
トランプ政権は資産凍結解除の条件としてイランにウラン濃縮活動の停止を求めるほか、合意のため「ボーナス」を支払うようなことはしないとの立場。核開発継続を主張するイランとの隔たりはなお大きく、膠着する交渉の進展につながるかどうかは見通せない。
CNNによると、レザイ氏はイランの安全保障を担う部門と緊密な関係があり、モジタバ師との関係も近い。「トランプ大統領は交渉の停滞を打開しなければならない」と決断を促し、米国が攻撃を再開すれば、紅海やイエメン沖のバベルマンデブ海峡など、ペルシャ湾以外の地域にも戦闘を拡大させると警告した。
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