福島県郡山市の磐越自動車道で北越高(新潟市)の男子ソフトテニス部員を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し、1人が死亡、計20人が重軽傷を負った事故で、救助活動した消防隊員が5日までに取材に応じた。「ガードレールがバスの硬い車体を貫通するのは異常。普通ではあり得ない」と述べ、衝突時に相当な力がかかったのではないかとの認識を示した。
事故は6日で発生から1カ月。運転していた若山哲夫容疑者(68)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕=の心身の状態を調べるため、福島地検郡山支部が鑑定留置を続けている。
「完全にガードレールが刺さっていて目を疑った」。軽傷者の搬送を指揮した会津若松地方広域消防本部(福島県)の青柳誠消防司令長(56)は「どんな運転をしたのか」と首をかしげる。
事故は5月6日午前7時40分ごろに発生。情報は交錯。「1人が投げ出され死亡」「後続車も巻き込まれ20人以上のけが」―。先遣隊から逐次連絡が入る。治療の優先順位を決める「トリアージ」も進んでいた。
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