国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル日本」で、一部職員が事務局長による一方的叱責などのパワハラ行為を訴えていることが3日、労働組合への取材で分かった。労組によると、退職したり、休職したりしている人もいるという。団体側の弁護士は取材に「現在、独立した弁護士による調査を進めている」とコメントした。

 団体ホームページによると、アムネスティ・インターナショナルは、1961年に発足した世界最大の国際人権非政府組織(NGO)で、日本の団体は70年に設立された。死刑制度の廃止などを訴え活動しており、77年にはノーベル平和賞を受賞している。

 労組によると、事務局長となった昨年1月以降、職員に対し声を荒らげたり、一方的に叱ったりした。職員6人がパワハラ被害を訴え、1人が退職、2人が休職したという。

 取材に応じた職員(42)は、他の職員の前で「分かっていない」と罵倒されたり、2人きりの時に「何やってんだよ」と怒鳴られたりしたと訴える。