戦時中、旧日本軍の攻撃で墜落したB24米爆撃機「タロア号」機長で、捕虜となった広島で被爆死したジョセフ・ダビンスキーさん=当時(27)=の遺族が広島市を訪問。機長の最期を明らかにした被爆者で歴史研究家の故森重昭さんの妻佳代子さん(83)と3日、面会した。
遺族はおいのロバート・タタロビッチさん(66)と娘(30)。佳代子さんとタタロビッチさんは抱擁を交わして手をつなぎ、原爆慰霊碑に献花。ダビンスキーさんらが被爆死した場所に森さんが私費で設置した銘板や墜落現場も訪れた。
タロア号は1945年7月28日、旧日本軍の艦砲射撃を受け現・広島市佐伯区に墜落。搭乗員11人のうち8人が死亡し、生き残った3人は捕虜となったが、同8月6日、爆心地に近い中国軍管区司令部で被爆死。ダビンスキーさんもその一人だったことを森さんが独自調査で明らかにし、99年に遺族に知らせた。
遺族は、当時墜落を目撃した窪田正義さん(94)とも面会し、現在ゴルフ場となっている現場を共に訪れた。
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