福岡県などは3日、世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の祭祀跡から出土したとされる破片を調査した結果、5世紀ごろの金銅装(金メッキ)の甲冑だったと発表した。宮内庁が仁徳天皇陵として管理する堺市の大山古墳にあった甲冑と類似しているという。権力者しか持てない高級品をささげていたとみられ、ヤマト政権が沖ノ島での祭祀を重視していたことを裏付ける文化財だとしている。
福岡県宗像市の沖ノ島は、九州北西部の玄界灘に浮かぶ孤島で、4世紀後半~9世紀末の約500年間、航海の安全と外交の成就を祈る祭祀が行われていた。島からは多数の献上品が出土。今回の破片は宗像大社が保管していた。
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