INPEXのガス貯蔵施設=2017年4月、オーストラリア・ダーウィン(ロイター=共同)

 【シドニー共同】資源開発大手INPEXがオーストラリアで操業する液化天然ガス(LNG)施設で2日、賃金などを巡る労使交渉が停滞しているとして、従業員がストライキを決行した。労働組合はより大規模なストを予告しており、長期化すれば生産量や、日本などへの輸出に影響を及ぼす恐れもある。

 施設はオーストラリア北西部に位置し、年間最大930万トンのLNGを生産。約7割が日本向けに輸出される。

 地元メディアによると、2日は午前と午後に数時間ずつ限定的なストが実施された。労組は約3%の賃上げなどを要求。労組側は交流サイト(SNS)に、INPEXが公正な労働条件で合意できるまで「(ストは)エスカレートし続ける」と投稿した。