レベル4氾濫危険警報が発表された宮崎県日南市の広渡川のライブカメラ映像=2日午後(宮崎県提供)

 台風6号の影響で雨が強まる中、自転車で走る男性=2日午後、宮崎市

 レベル4氾濫危険警報が発表された宮崎県日南市の広渡川のライブカメラ映像=2日午後(宮崎県提供)  台風6号の影響で雨が強まる中、自転車で走る男性=2日午後、宮崎市

 台風6号は2日、九州南部に接近した。西日本を中心に大雨となり、気象庁は同日午後、宮崎県の河川にレベル4氾濫危険警報を発表。九州南部、四国、近畿や東海で線状降水帯が発生する可能性があるとして土砂災害、低い土地の浸水などに厳重な警戒を求めた。台風6号は3日にかけて西日本から東日本の太平洋側に近づく見込み。

 氾濫危険警報は2日午後3時半ごろ、宮崎県日南市を流れる広渡川と酒谷川に発表された。5月に新たな防災気象情報の提供が始まって以来、危険警報が発表されたのは初めて。「危険な場所から全員避難」が必要なレベルだ。

 日航や全日空では九州を発着する便を中心に欠航が相次ぎ、3日は羽田便の多くに拡大する。東海道新幹線は計画運休はないとしつつ、急な運転見合わせなどに注意を呼びかけた。

 2日は台風と発達した前線の影響で、24時間降水量は宮崎市で300ミリ超を観測した。気象庁は、静岡、愛知、三重、奈良、和歌山、徳島、高知、宮崎と、奄美を除く鹿児島の各県で線状降水帯が発生する可能性があると発表した。