刀剣に宿った付喪神「刀剣男士」が戦う人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」が能狂言になる。7~9月に東京と京都で上演される第1弾「妖蜘蛛編」に出演する能楽師大槻裕一、狂言師野村裕基らが東京都内で記者会見した。裕一は「(ゲームの世界と)どうミックスされるか楽しみ」、裕基は「能楽堂に足を運んでもらえるきっかけになれば」と話した。
妖蜘蛛編は能「土蜘蛛」をベースにしており、土蜘蛛を退治したとされる刀の膝丸を裕一、その兄弟刀と伝わる髭切を裕基が務める。監修は狂言師の野村萬斎、作詞は人間国宝の能楽師大槻文蔵が担当。能狂言化にあたり、漫画家萩尾望都、大和和紀、山岸凉子がそれぞれ描き下ろした刀剣男士も公開され、話題だ。第2弾、第3弾も上演予定という。
裕基は今回の試みを「刀や物に魂や生命が宿るというのは、古典芸能の世界にもあるので相性がいい」と説明。生真面目な膝丸に対しコミカルな髭切と、キャラクターは対照的だ。裕一は「堅くしっかりしてるのが能、柔らかくまとめるのが狂言。演じる役柄ともぴったり合っているのではないか」と自信を見せた。
「妖蜘蛛編」の上演日程は以下の通り▽7月28、29日、8月24~26日、東京・国立能楽堂▽9月11、12日京都・金剛能楽堂
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