高校生平和大使の発表記者会見で抱負を語る中尾絢音さん=1日午後、長崎市役所

 市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は1日、長崎市で記者会見し、核兵器廃絶を訴える署名を国連へ届ける29代目の「高校生平和大使」を発表した。北海道や大阪など19都道府県の22人が選ばれた。6、7日に広島市で研修と結団式を行う。8~9月、国連欧州本部のあるスイス・ジュネーブを訪れる。

 長崎県時津町にある青雲高の2年、中尾絢音さん(16)は、小学校の授業で被爆者の凄絶な体験を聞き、活動に興味を持った。昨年、曽祖父母が長崎で被爆していたことを知った。会見で「被爆4世として、原爆の苦しみは一瞬では終わらないと伝えていきたい」と力を込めた。

 広島からは3人が選ばれた。