中道改革連合と立憲民主党の間に不協和音が生じている。公明党を含めた3党合流に関する中道の小川淳也代表の「立民はかなり慎重というか、腰が引けている」との失言が発端だ。小川氏は謝罪したものの、静かな環境で協議したい立民側には不信感が募り、早期合流への道筋は見通せない。
「会見の場で個人の考えを言うのは適切ではない。3党で協議していく」。立民の水岡俊一代表は1日の記者会見で、中道との連携の在り方を問われ、言及を避けた。水岡氏が慎重姿勢を貫くのは、党内に根強い合流反対論を踏まえ、合意を得ながら結論を出したい思惑があるからだ。
小川氏の発言が飛び出したのは5月27日。政治評論家との対談で「腰が引けている」と述べた上で「立民単独でやっていくビジョンはあるのかと、いずれ聞かなければいけない。仮に不承不承だとしても、時にやらざるを得ない合流もある」と踏み込んだ。
小川氏は29日の会見で「『腰が引けている』にはネガティブな価値判断が入っている。控えるべき表現だった」と陳謝。水岡氏らに謝罪したと明かしたが、立民側には失望が広がった。
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