コロンビア北部バランキジャで投票を終えあいさつするアベラルド・デラエスプリエジャ氏=5月31日(AP=共同)

 コロンビアの首都ボゴタで投票後、報道陣を前に話すイバン・セペダ氏=5月31日(ゲッティ=共同)

 コロンビア北部バランキジャで投票を終えあいさつするアベラルド・デラエスプリエジャ氏=5月31日(AP=共同)  コロンビアの首都ボゴタで投票後、報道陣を前に話すイバン・セペダ氏=5月31日(ゲッティ=共同)

 【サンパウロ共同】コロンビアで5月31日、大統領選が実施された。地元メディアによると、トランプ米大統領を信奉する右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)と、任期満了を迎えるペトロ大統領の後継、左派イバン・セペダ上院議員(63)が6月21日の決選投票に進む見通しとなった。

 コロンビアでは左翼ゲリラや麻薬組織によるテロが相次ぎ、治安対策や対米関係が主要争点となった。デラエスプリエジャ氏はペトロ政権下で悪化した対米関係の改善を目指す。武装勢力に対する爆撃、コカインの原料となるコカ栽培地への除草剤散布などを訴え、対話重視から「鉄拳を用いる」強硬路線への転換を図る構えだ。

 一方、政府と左翼ゲリラの和平交渉に仲介役として携わった経験を持つセペダ氏は、対話重視のペトロ政権の方針を維持する考え。中南米への介入を強めるトランプ氏には批判的な立場を取る。

 選挙には立候補を取り下げた候補を除き11人が出馬。開票率89・48%時点でデラエスプリエジャ氏の得票率は43・77%、セペダ氏が得票率41・08%。