羽田空港で2024年1月に日航機と海上保安庁機が衝突し海保の5人が死亡した事故を受け、滑走路への誤進入を管制官に警告するシステムの改良が遅れていることが30日、国土交通省への取材で分かった。現状の注意喚起音に加え、より切迫した場合はパイロットに指示する内容を自動音声で警告するといった機能の追加が目標の25年度末に間に合わなかった。
システムは滑走路で機体が交錯する恐れがある際に画面表示や音で警告する「滑走路占有監視支援機能」。羽田や成田などの主要7空港で改良版を試験運用中、不必要な状況で作動する事案が複数あった。こうした事案の検証に時間を要し、新機能の導入時期は未定という。
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