オマーン沖のホルムズ海峡に停泊する船=25日(ロイター=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】米政府関係者は28日、米国とイランの交渉担当者が60日間の停戦延長とイラン核問題の協議開始を目的とする覚書締結に暫定的に合意したと表明した。トランプ大統領の最終承認を待っているとしている。米メディアは覚書にホルムズ海峡の通航は「制限されない」と明記されると伝えた。一方、イランのタスニム通信は交渉筋の話として、暫定合意に関する報道は「事実ではない。文面は最終決定していない」と報じた。

 戦闘終結の前段階となる覚書締結に向けた交渉は最終局面を迎えているとみられ、駆け引きが続いているもようだ。

 米ニュースサイト、アクシオスによると、トランプ氏は交渉団から覚書の詳細について説明を受け、数日の検討期間を求めた。イラン側は覚書に署名する用意があると米側に伝えたとしている。

 ホルムズ海峡に関し、米当局者はイランが通航料を徴収せず嫌がらせもしないことを意味すると説明。イランは30日以内に海峡から全ての機雷を撤去する必要があるとした。