日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、宮城野部屋力士らの伊勢ケ浜部屋への預かり措置を同日付で解除することを決め、宮城野部屋は消滅することになった。史上最多の優勝45度を誇る元横綱白鵬が師匠を務めた同部屋は、元幕内北青鵬の暴力問題に絡んで2024年4月から当面閉鎖となっていた。
元横綱白鵬は24年4月に伊勢ケ浜部屋へ移籍した後、処遇などに不満を抱えて昨年6月に協会を退職した。伊勢ケ浜部屋への預かりが2年以上経過したことや、宮城野部屋の再興を申し出る親方がいなかったことなどが理由という。幕内伯乃富士や十両の寿之富士、炎鵬らは旧宮城野部屋の所属だったが、正式に伊勢ケ浜部屋の所属となる。
藤島広報部長(元大関武双山)は「ずっとこのままというわけにはいかない。力士のことを一番に考え、より集中できるように。今日が区切りということだ」と説明した。部屋の独立には最高位が横綱か大関、三役在位25場所以上、幕内在位60場所以上のいずれかを満たす必要がある。
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