【ワシントン、テヘラン共同】複数の欧米メディアは27日、米軍がイランの軍事施設を攻撃し、イランの無人機を撃墜したと伝えた。ホルムズ海峡で米軍や船舶の航行に「脅威」を与えていたとしている。米国とイスラエルがイラン攻撃に踏み切ってから28日で3カ月。戦闘終結の前段階とする覚書締結へ協議が続く中、海峡を巡る隔たりは埋まらず、駆け引きが激化している。

 米軍は25日にも「自衛措置」としてイラン南部を攻撃した。イラン革命防衛隊に近いファルス通信は28日、イラン南部の港湾都市バンダルアバス付近で3回の爆発音があったと報じた。

 トランプ米大統領は27日の閣議で、ホルムズ海峡について「国際水域であり、どの国も支配することはない」と述べ、イランの影響力行使は認めないと重ねて表明した。

 トランプ氏は閣議で、イランとの協議について「満足できる段階に至っていない。合意は完璧でなければならない」と強調。現時点で制裁解除は協議していないと主張し「イランが適切に行動すれば(凍結した)資金を返還する」と説明した。