ロシア軍のミサイル攻撃を受けた建物=24日、ウクライナ・キーウ(AP=共同)

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は米国のトランプ大統領と議会に、弾道ミサイルを迎撃できる防空システム「パトリオット」のミサイル供与を求める書簡を送付した。ウクライナ大統領顧問が27日、共同通信に明らかにした。ロシアの弾道ミサイル攻撃により各地で大きな被害が出ており、防空網強化が急務となっている。

 ロシアは23日夜から24日未明の大規模攻撃で弾道ミサイル30発を使用し、首都キーウや近郊で5人が死亡、100人近くが負傷。中心部の政府庁舎も損傷した。ロシアはさらなる攻撃を警告しており、ウクライナは警戒を強めている。

 26日付の書簡でゼレンスキー氏はウクライナが欧州最大規模の軍隊を擁し、無人機の技術開発でロシアに対抗しているとしながらも、ロシアの弾道ミサイルの迎撃は欧州諸国との協力だけでは難しく、米国の支援が必要だと訴えた。