東京・銀座で買い物を楽しむ外国人ら=2024年1月

 日本百貨店協会が25日発表した4月の全国百貨店における免税売上高は前年同月比18・3%増の520億円だった。中国人観光客の来店数は減少が続くものの、外国人の購買力を押し上げる円安や、商品値上げが売り上げ増に寄与し、2カ月連続で前年を上回った。

 中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけている影響で中国人の購買客数は約3割減ったが、客単価が大幅に上昇し、免税売上高は約2%減まで持ち直した。台湾や韓国からの消費者向けの売り上げも伸びた。

 免税分を含めた全国百貨店売上高(既存店ベース)の合計は5・2%増の4421億円だった。物産展や食品催事などが来店増につながった。宝飾や高級時計といった高額商品の販売も好調だった。