報道陣の取材に応じるフィギュアスケート女子の千葉百音選手=25日、仙台市の東北高

 フィギュアスケート女子の千葉百音選手(21)は25日、母校の東北高(仙台市)を訪れ、ミラノ・コルティナ冬季五輪4位、3月の世界選手権銀メダルの報告をした。生徒代表から今後の目標を聞かれると「日本女子のトップは層が厚いので、フィジカル面を強化して実力をつけたい。新しいプログラムや技にも挑戦したい」と意欲を見せた。

 体育館にサプライズで登場すると、生徒や教職員計約680人が歓声を上げ、生徒から次々と質問が飛んだ。千葉選手は報道陣の取材に「自分の好きだと思ったことを突き詰めてほしい」と後輩たちを激励した。

 卒業以来初めての来校だったといい、変わらない恩師の顔ぶれや教室を懐かしんだ。3年間担任だった佐藤明代教諭(53)は「高校時代から文武両道で優秀な生徒だった。今も大学の通信課程と選手生活を両立している。オリンピックをやり遂げて一皮むけた感じだ」と教え子に温かいまなざしを向けた。