栃木県内の養蜂場で蜂蜜を採取する作業が本格化している。那須町稲沢、養蜂家井野健一(いのけんいち)さん(47)方では24日、セイヨウミツバチが元気よく飛び交う中、さまざまな花の蜜が入った「百花蜜」の採蜜が行われた。

養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前10時、那須町稲沢
養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前10時、那須町稲沢

 井野さんは16箱で約16万匹のミツバチを薬剤や抗生物質を使わずに飼育。リンゴやヤマグリなど10種類以上の蜂蜜を生産している。今年はヤマザクラが咲いた4月下旬に採蜜を始めた。

養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前11時、那須町稲沢
養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前11時、那須町稲沢

 この日はミツバチが蜜源や花粉源となるエゴノキ、バラ周辺を飛び回る中、井野さんが巣箱から取り出した巣枠を遠心分離機にかけて約1キロ分の蜜を採取。辺りには甘い香りが広がった。井野さんは「花と蜂、天候がそろって、ようやく採蜜できる。花の香りがする蜂蜜を届けたい」と笑顔で話した。

養蜂場に現れたミツバチの天敵キイロスズメバチ
養蜂場に現れたミツバチの天敵キイロスズメバチ
養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前10時、那須町稲沢
養蜂場のノイバラやエゴノキなどを飛び回るミツバチ=24日午前10時、那須町稲沢