日光市森友の森友瀧尾神社の「日光御田植祭」が23日、神社近くの水田で行われた。県の「とちぎのふるさと田園風景百選」に選ばれている同地区の伝統行事で、地域住民ら約40人が苗を植え、五穀豊穣(ほうじょう)などを願った。
祭りは2001年に同神社と日光藁(わら)文化保存会が中心となって復活させ、今年で23回目。参加者は、同神社から「神田」と呼ばれる水田に移動し、田植えを行った。
カメラを持った見物客が見守る中、裃(かみしも)姿の射手が、かけ声とともに矢を放って水田をお清め。続けて、白い着物姿の早乙女や、緑色のはんてんを着た田男らが丁寧に苗を植え付けた。
水田の中央に設けられた舞台では、みこが華やかな舞を披露。終始にぎやかな雰囲気の中、田植えを楽しんだ。
増渕文男(ますぶちふみお)宮司(75)は「天気も心配されたが、無事に迎えることができて良かった。収穫した稲を使い、いいしめ縄を作りたい」と話した。
稲は8月のお盆ごろに青刈り。縁結びや子宝などを祈願する大しめ縄を作って同神社に奉納する。
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