米カリフォルニア州のニューサム知事=20日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州のニューサム知事は21日、人工知能(AI)が雇用に与える影響を分析し、AIによって失業した労働者の保護政策を調査するよう、州の関係機関に命じる知事令に署名した。米国では急速に発展するAIに職を奪われるとの懸念が広がっており、産業の発展と労働者保護の両立を目指す。

 ニューサム氏は、2028年米大統領選の有力な民主党候補の一人と目されている。州によると、こうした知事令は全米50州で初。先駆けて課題に取り組む姿勢をアピールし、存在感を高める狙いがありそうだ。多数のAI企業がカリフォルニア州に拠点を置くことも背景にある。