【ワシントン共同】米民主党全国委員会は21日、敗北した2024年大統領選と上下両院選に関する「報告書」を発表した。300以上の個人・団体への聞き取りを基にコンサルタントが作成したものをそのまま公開。全国委として総括せず「筆者の見解」と異例のことわりを付けた。今年11月の中間選挙を控え、敗北を巡る党内対立が蒸し返されるのを避ける狙い。
報告書は192ページ。少数派の権利向上といったテーマに力を入れ過ぎて保守的な農村部の票が離れたとの指摘や、党候補のハリス前副大統領に対するトランプ陣営からのネガティブキャンペーンに十分に対応できなかったとの見方があった。
一方、高齢のバイデン前大統領の再出馬決定や選挙戦撤退後にハリス氏を後継指名した候補者選出過程、パレスチナ自治区ガザに侵攻していたイスラエルを支援した外交政策など、民主党内で批判が高かった重要課題には言及しなかった。
全国委のマーティン委員長は昨年末に報告書を受け取り、非公開とする方針を掲げていたが、党内で反発が拡大していた。
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