岩手県の達増拓也知事は21日、自民党の鈴木俊一幹事長を党本部に訪ね、4月に同県大槌町で発生した山林火災からの復旧・復興に向け、被災者支援や森林再生への財政措置を要望した。鈴木氏は、大槌町を含む衆院岩手2区選出。達増氏は面会後「被害の甚大さを伝え、県だけでなく国からの支援が必要だという認識を共有できた」と記者団に述べた。

 要望書では災害救助法を柔軟に運用し、自由度の高い交付金を設け、高まる土砂災害リスクに対応するよう訴えた。山間部での災害を防ぐため治山事業の重要性を強調。昨年発生した同県大船渡市での山林火災と一体的に復旧に当たる必要があるとも指摘した。