衆院選「1票の格差」訴訟の判決を受け、東京高裁前で「ガリレオ判決」などと書かれた紙を掲げる升永英俊弁護士(前列右から2人目)ら=21日午後

 人口比例に基づかない区割りで最大2・10倍の「1票の格差」を是正せず実施された2月の衆院選は憲法違反だとして、升永英俊弁護士らのグループが東京高裁管内の1都10県の選挙区について選挙無効を求めた訴訟の判決で、東京高裁(古田孝夫裁判長)は21日、「合憲」と判断し、請求を棄却した。

 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟で4件目の判決。先行する3判決はいずれも「合憲」と判断し請求を棄却した。

 今回の衆院選は前回2024年選挙(最大格差2・06倍)と同じく、人口比を正確に反映しやすい議席配分方法「アダムズ方式」による区割りで実施されたが、格差はやや拡大した。