全焼した大聖院の霊火堂=20日午後1時39分、広島県廿日市市(共同通信社ヘリから)

 20日午前8時半ごろ、広島県廿日市市宮島町の弥山頂上付近にあり、「消えずの火」で知られる大聖院の霊火堂が燃えている、と大聖院関係者から119番があった。火は約2時間後に鎮圧されたが、霊火堂は全焼し、周辺の樹木に延焼した。

 宮島観光協会によると、火災の影響で弥山は登山規制され、ロープウエーも運行を休止した。

 大聖院の公式サイトなどによると、「消えずの火」は806年に弘法大師が修行して以来、1200年近く燃え続けていると伝えられる。広島市中区の平和記念公園にある「平和の灯」のもと火の一つにもなっているという。