千葉県警市川署から送検される自称、米国籍の大学生の男=19日午前

 人気のニホンザル「パンチ」がいるサル山に侵入したとして男2人が逮捕された事件を受け、千葉県の市川市動植物園は19日、サル山の撮影を全面禁止することも検討していると明らかにした。観覧規制エリアを拡大し、侵入防止ネットを設置するといった対策を既に実施した。パンチはオランウータンのぬいぐるみを母親代わりに抱いて過ごす姿で人気が出た。

 県警は、威力業務妨害の疑いで逮捕したいずれも自称、米国籍の大学生の男(24)と歌手の男(27)を19日、送検した。大学生の男は長袖の服にグレーのスエットパンツ姿で車に乗り込んだ。

 逮捕容疑は、共謀して17日午前10時50分ごろ、柵を乗り越えてサル山に侵入し、業務を妨害した疑い。署によると、大学生の男が着ぐるみ姿でサル山に入り、歌手の男がその様子を柵の外からスマートフォンで撮影したという。

 園はサル山の周囲に設けた観覧規制エリアをさらに約1メートル後方まで広げるなど対策を強化。市動植物園課の安永崇課長は「こういうことが二度と起きないよう、対策をやっていきたい」と話した。