【ニューヨーク共同】米実業家イーロン・マスク氏が、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIの営利化を批判し、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)らを提訴した訴訟で、米カリフォルニア州の連邦地裁は18日、マスク氏の訴えを棄却した。米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた。オープンAIは新規株式公開(IPO)へ前進する。マスク氏は上訴する方針。
オープンAIは設立時、「人類の利益」を理念に掲げており、マスク氏は2024年、「理念に背いて利益を追求している」として同社を提訴。損害賠償とアルトマン氏らの解任を求めていた。地裁は、マスク氏が営利化の動きを知っており、もっと早くに訴訟を起こせたと指摘。時効が成立すると判断した。
マスク氏はオープンAIの共同設立者の1人だったが、AIの危険性を巡るアルトマン氏らとの意見対立から18年にオープンAIを離れた。
マスク氏は判決後、X(旧ツイッター)で「アルトマン氏らが慈善団体を盗んで利益を得たのは事実だ」と批判した。
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