【パリ共同】日米欧の先進7カ国(G7)は18日、パリで財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議を開き、「クロード・ミュトス」をはじめとする先端人工知能(AI)を悪用したサイバー攻撃への具体的な対応策を、6月の首脳会議(サミット)までにまとめることで一致した。出席した片山さつき財務相が記者会見で明らかにした。世界的な長期金利の上昇に対しては各国が懸念を示した。
会議は19日まで開き、共同声明を取りまとめる見通し。4月の米ワシントンでの会議では声明の発出を見送っていた。
クロード・ミュトスは米新興企業アンソロピックが開発した。システムの脆弱性を見つけ出す能力が著しく高いとされ、サイバー攻撃に悪用される恐れがある。他社からも先端AIの提供が相次ぐ見込みで、片山氏は「攻撃に対しG7が協調した対応をできるようにすることが重要だ」と強調した。検討の続く重要鉱物の安定調達も、議論を加速させることで一致したと明らかにした。
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