跳躍系を得意としながら、バーさばきも出色。そこに新星らしからぬ落ち着きとくれば西山の強さは盤石だった。全日本選手権との2冠を達成し「大きなミスがなければ勝てると思っていた」と女王の風格を漂わせた。
最初の跳馬で杉原、岸が高得点を並べても動じない。同じ「ユルチェンコ2回ひねり」を決めると、次の段違い平行棒で突き放す。最後の床運動ではターンが乱れ「チャンピオンらしい演技ができなかった」と悔しがる余裕さえあった。
所属クラブはパリ五輪代表の中村ら実力者がひしめき、試技会では「ここで失敗すれば代表外れる」などの声が飛ぶ。大会同様の緊張感で胆力と戦況に応じて演技を組み立てる習慣を磨き、本番で「緊張しい」だったホープは殻を破った。
往年の名手コマネチに憧れ、動画を見て技を磨く15歳。初の世界選手権で団体総合の軸と期待されるが「個人総合でもメダル争いできる選手になりたい」。151センチの体でトロフィーを重たそうに掲げた。
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