スマートフォンで簡単な質問に答えると、蓄積された約8千本のデータから、好みに近いワインを科学的に導き出すアプリが登場した。開発したのは愛知県安城市のシニアソムリエで、信州大大学院の博士課程に在籍する神谷豊明さん(50)。スーパーや飲食店での利用を想定。7月から本格運用を始める予定。
ワインの風味は酸味や甘み、香りなどが複雑に絡み合っている。神谷さんがソムリエとして客と向き合う中、好みを聞いてワインを薦めても、相手の味覚に合わないことがあった。味の感じ方は人それぞれだと実感し、数値化できないかと考えるようになった。
ワインの味わいを科学的に分析する試みを2008年に始め、人の舌を模倣した味覚センサーを導入。ただ、「ボディ」と呼ばれるコクがうまく捉えきれなかったり、測定値と実際の味わいにずれがあったりした。
より精度の高い分析を求め、23年に同大院へ入学した。色彩や、香りに関する物質を分析する機器なども用いて、市販のワインで530項目を計測。データを統計処理するなどし、アプリ「TasteMap」の開発にこぎ着けた。
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