がれきの下敷きになった人々を捜索する救急隊員ら=14日、ウクライナ・キーウ(共同)

 【キーウ共同】ウクライナ非常事態庁は15日、ロシア軍が13~14日に実施した大規模攻撃で首都キーウの高層住宅が崩壊し、子ども3人を含む24人が死亡したと発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領によると、巡航ミサイル「Kh101」が命中した。ロシアのミサイル製造に歯止めをかけるため、国際社会に対ロ制裁強化を訴えた。

 高層住宅の周辺住民によると、14日未明に攻撃があった。地響きのような音とともに黒い土煙が上がり、住民らは何が起きたのか分からずパニックに陥ったという。

 現場では14日、がれきの下敷きになった人々の捜索が続いた。付近の高層住宅に住むスタニラワ・マモノワさん(82)は「13日から攻撃が続いていたので嫌な予感がしていたが、まさかこんな恐ろしいことが起きるなんて」と不安げな表情で話した。

 ウクライナ外務省は15日、同国に滞在する各国の外交団を現場に招く予定。シビハ外相は「われわれの和平に向けた提案に対し、ロシアはテロ行為と暴力で応じている」と批判し、各国に連帯を呼びかけた。