尼崎市は、令和元年度から、尼崎市内で生産された野菜に「あまやさい」という愛称をつけ、JA、農家と連携しながら普及啓発を行ってきています。

 なかでも、市域内だけで古くから受け継がれてきたものを「伝統野菜」と呼んでいますが、現在では「武庫・富松一寸ソラマメ」「尼藷(サツマイモ)」「田能のさといも」が栽培されています。

これから旬を迎える「一寸ソラマメ」、年に一度のこのチャンスにぜひ味わってみてください!

 

●「一寸ソラマメ」の歴史

 日本でのソラマメ栽培の歴史は古く、伝来は天平8年(736年)、行基上人が来日したインドの僧侶から与えられた「王墳豆」(おたふくまめ)だと言われています。この豆を行基上人が武庫村(現在の尼崎市)の農家に試作させたところ、生育がとても良く、元の豆以上に大きくおいしく育ったことから、以来、尼崎市の武庫地域や富松地域でソラマメが栽培され、「武庫一寸」「富松一寸」と呼ばれていました。「一寸」という名のとおり、豆の粒の大きさが約一寸(3.03cm)ほどにもなることから、商品作物として、また稲作の裏作として盛んに栽培され、最盛期を迎えていた明治から昭和初期にかけては高値で取引されていたそうです。

 しかし、同じ農地では続けて栽培できないことや、収穫期間が2週間と短く生産農家も減少してきたことから、「幻の豆」と呼ばれています。

 現在は、JA兵庫六甲尼崎伝統野菜部会の生産者が、「武庫一寸」の保存と継承に取り組んでいます。

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        大きなさやをつけた「一寸ソラマメ」    「武庫一寸ソラマメ」即売会の様子 

 

●令和8年度「一寸ソラマメ」の即売について

 「一寸ソラマメ」は、5月に収穫時期を迎え、次のとおり即売会が実施されます。収穫したての「一寸ソラマメ」を食べていただき、尼崎市の伝統野菜の発展と農業の振興にご協力ください。

 武庫一寸ソラマメ即売会       ※売切次第終了

  日  時  令和8年5月8日(金曜日)、11日 (月曜日)から15日(金曜日)まで         ※いずれの日も午後2時から

  場  所  JA兵庫六甲塚口支店前

  問合せ先  JA兵庫六甲尼崎営農支援センター (06-6433-3441)                     

        ※「一寸そら豆アイス」も販売します