菊の里酒造(大田原市)は、白ワイン感覚で楽しめる「菊の里 低アルコール純米吟醸10% 夢ささら 白麹(しろこうじ)仕込み」を発売した。
この酒は若年層などで低アルコール飲料が好まれる傾向にあることから、栃木県オリジナル酒造好適米「夢ささら」の新たな可能性を探る試みとして、同社と同県産業技術センターが共同開発した。ただ低アルコールの日本酒は、一般的に甘味や酸味の味わいが薄くなりがちという課題があり、これらの克服に挑んだ。
精米歩合55%の夢ささらを高い吟醸香が特徴の明利小川酵母で醸した。掛け米を何回かに分けて加えていく段仕込みの最後にクエン酸を出す白麹で糖化した甘酒のようなものを添加し、酸味と甘味のバランスを取った。
その結果、アルコール度数10%、酸度3・3、日本酒度マイナス28の酒質を実現。低アルコールながらかんきつ類のようなキュンとする甘酸っぱさと、ほんのりとした甘い余韻のあるお酒に仕上がったという。
同社の阿久津信(あくつ・まこと)社長は「低アルコールに仕上げた軽快な口当たりで、和食やイタリアン、フレンチとの相性も抜群。よく冷やして白ワイン感覚でお楽しみいただける」と話した。
内容量は720ミリリットル。価格は1760円。

ポストする








