トランプ米大統領(ゲッティ=共同)、中国の習近平国家主席

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は北京に現地時間13日夜に入り、中国の習近平国家主席と14、15両日の2日連続で会談する。ホワイトハウスのケリー副報道官が10日、記者団に明らかにした。米政府高官はイラン情勢に関し、イラン産原油購入への制裁などが議題になると述べた。中国が圧力を強める台湾を巡り、米国が譲歩して政策変更することはないとした。

 トランプ氏の訪中は2期目初。ケリー氏によると、トランプ氏は14日午前に歓迎式典に出席し、習氏との会談に臨む。その後、習氏と観光名所の天壇公園を訪れ、夕食会に参加する。15日は習氏と昼食を取りながら会談後、帰国の途に就く。

 米政府高官は、トランプ氏がイランに資金や軍民両用品を提供しないよう習氏に求めてきており、会談でも「圧力をかけるだろう」と指摘した。

 台湾を巡っては、トランプ氏が台湾への武器売却などで中国に譲歩しかねないとの見方がある。米政府高官は「第2次トランプ政権は、発足1年目でバイデン前政権の4年間よりも多くの武器売却を承認した」と訴え、懸念払拭を図った。