【ジュネーブ、パリ共同】大西洋を航行中にネズミなどの齧歯類が媒介する「ハンタウイルス」の集団感染の疑いが出たクルーズ船「MVホンディウス」は10日、受け入れ先となるスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島沖に到着した。スペインメディアなどが伝えた。
運航会社によると、船には日本人乗客1人を含む約150人が乗っている。船内で体調不良を訴える人はいないという。
停泊していたアフリカ大陸西方の島国カボベルデ沖を6日に出た船は、まずテネリフェ島沖に停泊し、乗客らを小型船で岸に移送。10~11日にかけて健康状態の検査が行われ、問題がないと判断されれば、それぞれの出身国が手配する航空機で帰路に就く。帰国後は各国の当局が健康状態のチェックを続ける方針。米ネブラスカ大医療センターはウェブサイトで、乗船していた米国人を受け入れると発表した。
WHOのテドロス事務局長は9日、スペイン入り。サンチェス首相と会談後、グランデマルラスカ内相、ガルシア保健相と共にテネリフェ島に到着した。現地での作業を監督する。
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