【日光】日本酒などの出来栄えを感謝する報醸祭が8日、山内の世界遺産・日光二荒山神社で開かれた。県内の酒蔵など、醸造業者約20人が参列した。
報醸祭は、同神社の霊水を種水にして造った酒やみそといった醸造物を神前に供えて、感謝する神事。関係者は拝殿で神事を終えた後、神苑内にある二荒霊泉に移動した。
二荒霊水では、中麿輝美(なかまろてるみ)宮司が御神水をひしゃくですくいながら、参列者に分け与えた。瓶に入れられた霊水は、各参列者が持ち帰り、酒蔵などにある神棚に供えるという。
県酒造組合の島田嘉紀(しまだよしのり)会長(60)は「昨年はコメ不足だった。全国的には酒米生産をやめ、通常のコメにシフトした農家も多かったが、県内では従来通り確保できた」と振り返り「(毎年授かる)霊水の影響でしょうか、守られている印象です」と話していた。
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