【ロンドン共同】7日投票の英国の統一地方選は8日、大勢が判明し、伝統的な二大政党制を担ってきた国政与党労働党と最大野党保守党は大幅に議席を減らした。反移民の新興右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が最多議席を獲得する見通し。左派「緑の党」も躍進した。労働党内でスターマー首相の辞任を求める圧力が強まっている。

 2024年の下院総選挙以来、最大規模の選挙。29年までに行われる次期総選挙に向け、事実上の「中間選挙」とも位置付けられた。労働党の大敗には、生活費高騰に対する国民の不満に加え、スターマー氏が任命した前駐米大使が米富豪エプスタイン氏に機密情報を漏らした疑いで逮捕されたスキャンダルも影響した可能性がある。

 報道によると、労働党の下院議員10人以上がスターマー氏に次期総選挙までの辞任を要求。イングランド北西部選出の議員は「新しいリーダーが必要なのは明らか」だと指摘した。スターマー氏は辞任を否定している。

 地方選は北アイルランド以外の各地域で実施された。